ライトアップのイルミネーションといえばクリスマスの風物詩ですが、奈良の冬のイルミネーションといえばなら瑠璃絵。今年も行ってきました。
瑠璃というだけにここのイルミネーションは青が基調。
瑠璃は仏教における宝石の中で唯一青い宝石で、瑠璃の深い青色は至上の色として神聖視され、春日大社には「瑠璃灯籠」、正倉院にはシルクロードを通じてもたらされた「瑠璃杯」が納められている、そんな由来に因んで名付けられたそうです。
「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」は、春日大社、興福寺、東大寺という世界遺産の三社寺を瑠璃色の幻想的な光の道でむすび、期間中に夜間拝観を実施する三社寺それぞれで手を合わせることで一人ひとりに幸せが訪れるように、そして、みなさんの祈りが大きな平和の祈りとなって世界に届き、瑠璃色の美しい地球がいつまでも輝くように、といった願いが込められているそうですが・・・
みどころはやはりこちらです。(ここだけを訪れる人の方が多いような気がします)
奈良春日野国際フォーラム 甍~ I・RA・KA ~
休日だったので混雑を想定し、閉演ギリギリに行ったのは正解でした。海外旅行が解禁になり昼間の奈良には外国人観光客も増えてきたのですが、夜のこの時間はほとんど見かけなかった。やはり外国人は奈良には泊まらないのか・・・?。
庭園内に無数に敷き詰められたイルミネーション。国際フォーラムの建物のガラスに鏡のように映り風景が広がるのが印象的。華やかだけど派手すぎない、奈良らしい幻想的な空間でした。来年は三社をゆっくり廻ってから行ってみたいです。